北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は8日、朝鮮中央通信の質問に答える形で、米国のティラーソン国務長官を糾弾した。

報道官は、「去る6日、ニュージーランドを訪問した米国務長官のティラーソンが共同記者会見なるものですべての国がわれわれが核兵器開発計画に関連する戦略を再考慮するように圧迫に加勢しろと言いふらした」と指摘した。

つづけて、「ティラーソンの今回の妄言は、米内外でいっそう高まる自分らの対朝鮮政策に対する非難をうやむやにし、われわれに対する国際的な圧迫策動に執着し続けようとする窮余の策にすぎない」と述べた。

また、「米国が強権と専横に振るって他国に一方的に自分らの意思を押し付けていた時代はすでに過ぎ去り、力の弱い国だけを選んで篭絡するアメリカ式虚勢はわれわれには絶対に通じない」と主張した。

さらに、「米国は自分らの軍事的圧力や制裁圧迫騒動がむしろ、われわれを核戦力強化へいっそう進ませる原動力になっているということを銘記すべきである」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人 共和国に対する制裁・圧迫の雰囲気を鼓吹する妄言を並べ立てた米国務長官を糾弾

【平壌6月8日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは、米国務長官がわが共和国に対する制裁・圧迫の雰囲気を鼓吹する妄言をまたもや並べ立てたことで8日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

去る6日、ニュージーランドを訪問した米国務長官のティラーソンが共同記者会見なるものですべての国がわれわれが核兵器開発計画に関連する戦略を再考慮するように圧迫に加勢しろと言いふらした。

ティラーソンの今回の妄言は、米内外でいっそう高まる自分らの対朝鮮政策に対する非難をうやむやにし、われわれに対する国際的な圧迫策動に執着し続けようとする窮余の策にすぎない。

米国の「外交上層」の者が初歩的な現実感覚もなしにわれわれに対する無知と蒙昧にとらわれて、すでに駄目になった制裁圧迫を引き続きうんぬんしているのを見れば、哀れ極まりない。

米国の高位当局者らが口を酸っぱくしてわれわれに対するいわゆる超強度制裁だの、圧迫だのとけん伝してわれわれを屈服させようとしているが、そのような無謀な妄動によって与えられるのは破滅と羞恥だけである。

米国が強権と専横に振るって他国に一方的に自分らの意思を押し付けていた時代はすでに過ぎ去り、力の弱い国だけを選んで篭絡するアメリカ式虚勢はわれわれには絶対に通じない。

米国は自分らの軍事的圧力や制裁圧迫騒動がむしろ、われわれを核戦力強化へいっそう進ませる原動力になっているということを銘記すべきである。

われわれは米国とその追随勢力が気を確かに持って正しい選択をする時まで、われわれの核戦力の多様化、高度化をより高い水準で力強く推し進めるであろう。

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