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日本海を漂流中に韓国当局に救助された北朝鮮船員3人のうち、2人が亡命を希望していることが明らかになった。

機関士と2人の船員の計3人の男性は、重さ2〜3トン、長さ9メートルの小型漁船に乗って北朝鮮・咸鏡南道(ハムギョンナムド)の新浦(シンポ)港を出港したが、燃料不足と悪天候で漂流した末、3日に韓国の海洋警察に救助された。

統一省の関係者によると、このうち機関士を除く50代と20代の男性2人は父親と息子で、救助された直後に亡命の意思を示していたが、取り調べでにおいても改めて亡命を希望した。そのため韓国政府は、人道的観点と従来の慣例に従い、本人の意思を尊重して受け入れを決めた。