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一方、機関士は北朝鮮への帰国を希望している。統一省関係者によると、機関士も20代男性も事情を全く把握しておらず、今回の件は50代男性が単独で脱北を計画したものと思われる。

また、この船が救助された前日(2日)に、別の船に乗っていて韓国海軍に救助された北朝鮮の船員1人も、北朝鮮への帰国を希望している。

統一省は8日午後に、国連軍司令部軍事停戦委員会の協力を得て、北朝鮮に「2人は亡命し、2人は送り返す」ことを肉声で伝え、2人については9日にも海上で北朝鮮側に引き渡す方針だ。