調べてみたところ、3日に放送された米NBCとのインタビューで、核兵器開発に執着する正恩氏について「変人」「頭がおかしい」といった趣旨の言葉で非難していた。
こうした発言に、北朝鮮側が敏感に反応した例はほかにもある。
例えば3月22日、米上院軍事委員会のジョン・マケイン委員長は正恩氏を「気の触れたデブのガキ(crazy fat kid)」と呼んだ上で、「われわれはスターリンも相手にしなかった。スターリンは残忍だったが、ある程度理性はあった」「金正恩は全く理性的ではない」などと酷評。
これに対し北朝鮮外務省の報道官が「無慈悲で悲惨な鉄槌を下す」と応じたのだ。
こうした一連のやり取りを見ていて気になるのが、正恩氏はこのような自らに対する悪口を、直接見聞きしているのかどうかということだ。