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これは、日増しに強化される南朝鮮人民の「THAAD」反対闘争と周辺諸国の反発を静めるための狡猾(こうかつ)な欺まん術策以外の何物でもない。

南朝鮮に対する米国の「THAAD」配置は徹頭徹尾、ロシアと中国の核報復打撃能力を無力化するためのものとして、その目的は地域における覇権実現にある。

昨年7月に「THAAD」配置が最終決定された後、朝鮮半島を含む地域内には新たな対決構図が形成され、列強間の葛藤(かっとう)と緊張状態は日を追ってひどくなっている。

特に、朴槿恵一味の「THAAD」配備追従行為によって南朝鮮は引き続き周辺諸国の政治的・経済的圧迫の中で苦しんでおり、はては当該諸国から1次打撃対象というおびただしい軍事的脅威まで受けている。