北朝鮮の国連代表部は26日、「朝鮮半島情勢悪化の根源である米国・南朝鮮合同軍事演習が公然と黙認されているのが、こんにちの安保理の現実である」と主張する公報文を発表。27日、朝鮮中央通信が伝えた。

公報文は、「これまで、安保理はわが共和国が自己の自主権と尊厳、安全を守るために取った正々堂々たる自衛的措置に対しては不法な『制裁決議』の採択などでことごとに問題視してきた」と指摘した。

また、「米国に完全に乗せられている安保理の不公正さ、二重基準行為は、われわれが核戦力を中枢とする自衛的国防力と先制攻撃能力を全面的に打ち固めたのがどんなに正当であるのかを再びはっきり実証する」と強調した。

さらに、「現在、トランプ行政府がわれわれを力でどうにかしてみるとして原子力空母打撃団を次々と朝鮮半島水域に送り込んでいるが、米国の威嚇と恐喝に驚くわれわれではない。米国が対決を願うなら、最後までやってみようというのがわれわれの確固不動の意志である」と述べた。

そのうえで、「われわれは、米国の核脅威から自身を守るために強力な核を保有した以上、全面戦争には全面戦争で、核戦争には朝鮮式の核打撃戦で躊躇することなく対応し、米帝との決戦で必ず勝利者になるであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

国連駐在朝鮮常任代表部が公報文を発表

【平壌4月27日発朝鮮中央通信】国連駐在朝鮮常任代表部が26日、公報文を発表した。

公報文は、去る3月、米国・南朝鮮合同軍事演習を緊急議題に討議することに関する国連駐在朝鮮常任代表の提訴が国連安保理で無視された事実を想起させ、これは理事会が自己の使命も、国際社会の信頼もすべて投げ捨て、一介の国家の政治的道具に転落したことを再度自ら見せることになると明らかにした。

公報文は、次のように強調した。

これまで、安保理はわが共和国が自己の自主権と尊厳、安全を守るために取った正々堂々たる自衛的措置に対しては不法な「制裁決議」の採択などでことごとに問題視してきた。

米国が自分らの利害関係に基づいて一方的に作り出した二重的なものさしによって主権国家の合法的な自主権行使が「不法」に、自衛的措置が「挑発」に罵倒され、朝鮮半島情勢悪化の根源である米国・南朝鮮合同軍事演習が公然と黙認されているのが、こんにちの安保理の現実である。

米国に完全に乗せられている安保理の不公正さ、二重基準行為は、われわれが核戦力を中枢とする自衛的国防力と先制攻撃能力を全面的に打ち固めたのがどんなに正当であるのかを再びはっきり実証する。

現在、トランプ行政府がわれわれを力でどうにかしてみるとして原子力空母打撃団を次々と朝鮮半島水域に送り込んでいるが、米国の威嚇と恐喝に驚くわれわれではない。

米国が対決を願うなら、最後までやってみようというのがわれわれの確固不動の意志である。

われわれの超強硬対応には、地上、海上、水中、空中機動を同伴した不意の先制攻撃を含むさまざまな方式があり、米国がしかけてくる挑発の種類と水位に合う朝鮮式の強硬対応がその即時、伴うことになるであろう。

世界は今回、米国が力で自分らの意思を強要していた時代が永遠に過ぎ去ったということをはっきり目撃することになるであろう。

わが共和国は、平和・愛好的な社会主義国家として平和をまたとなく重んじ、愛するが、決して戦争を恐れず、避けようともしない。

われわれは、米国の核脅威から自身を守るために強力な核を保有した以上、全面戦争には全面戦争で、核戦争には朝鮮式の核打撃戦で躊躇(ちゅうちょ)することなく対応し、米帝との決戦で必ず勝利者になるであろう。

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