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北朝鮮と中国の国境地帯では、中国の人民解放軍が部隊を増強するなど、緊張感が漂っている。国境警備の強化で、かつてなかったほど密輸が難しくなっているが、北朝鮮の人々は抜け穴を見つけて、密輸を続けている。韓国の北朝鮮専門ニュースサイト、ニューフォーカスが報じた。

現地の情報筋によると、北朝鮮の人々は核実験やミサイル発射に全く関心がない。北朝鮮当局は国営メディアを通じて戦争の危機を煽り立てているが、人々はいつものことだと聞き流し、いかにしてカネを儲けて生き残るかということばかりを考えている。

この地域の経済を支えてきたのは密輸だ。しかしそれが、最近の国境警備の強化で困難になっている。国境の川・豆満江(トゥマンガン)に面した両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)周辺は国境警備隊の監視塔が増設され、大っぴらに密輸はできない。人里離れた場所まで行けば出来ないことはないが、以前に比べてリスクが高まっているため、密輸品の運搬は、他人を雇わず家族で行う。