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金正恩氏が両江道(リャンガンド)を訪れた際に、歌を歌った子どもを褒め称えたが、この褒め言葉の意図を歪曲して伝えたことをめぐり、道の勤労団体部長だったチャン・ミョンホ氏が国家保衛省に逮捕され、銃殺されるという事件が起きた。ところが、これがウソの密告によることが判明する。それを知った金正恩氏が激怒し、国家保衛省に対する検閲(監査)を指示した。

また、金元弘氏が、意図的に上級機関である朝鮮労働党組織指導部(以下、組織指導部)幹部6課(国家保衛省担当)の担当課長を逮捕し、拷問を加えて死に至らしめたという説も流れている。しかし、RFAの情報筋は、組織指導部は権力層の人事権、検閲権を牛耳っており、それはあり得ないと主張する。

情報筋によると、組織指導部の検閲で、国家保衛省がめちゃくちゃにやられたのは事実だが、金元弘氏に対する検閲はまだ終わっておらず、護衛司令部保衛局で取り調べを受けているという。