HOME > 連載 > 高英起の無慈悲な編集長日誌 > 北朝鮮国民をつい脱北したくさせる金正恩体制の勘違いトーク 2017年04月27日 | 思想教育 脱北 さらに、当局の監視を恐れ、何も語ろうとしてこなかった脱北者家族が、政治講演会が開かれたことをきっかけに「実は韓国にいる家族から送金してもらっている」などといった話をするようになってしまった。 このように、北朝鮮当局の思想教育が逆効果をもたらす事例はほかにもある。 たとえば、昨年8月に平安北道(ピョンアンブクト)の当局が行った政治講演会では「南朝鮮(韓国)や中国に電話で連絡し、内部資料を流出させ、その見返りに5000元(約8万円)を受け取っている輩がいる」との指摘が出た。 1234