中国は2003年、北朝鮮がミサイル実験を行った後の3日間、石油輸出を停止した。中国は、機械的な故障によるものとして、制裁の一環だったとの指摘を否定しているが、これをグローバル・タイムズが報じているということは、制裁の意図があったことを事実上認めているということだ。
北朝鮮は、石油の約9割を中国からの輸入に依存している。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の統計によると、北朝鮮は2015年に52万5000トンの原油を中国から輸入している。また、国連の統計によると、北朝鮮が中国から輸入した石油製品の量は21万8087トンだ。