中国人民日報系の環球時報の英語版、グローバル・タイムズは、中国の専門家の話として、北朝鮮への圧力を高めるために、石油輸出の削減を検討するだろうと報じている。
延辺大学国際政治研究所の金強一所長は、米国は中国に対し、対北朝鮮制裁の強化を常に求めており、中国はその可能性を探っているが、同時にそのリスクも考慮していると述べた。
記事ではそのリスクがどういったものであるかについては明言していないが、「石油供給が削減されれば、北朝鮮の政治状況にも国民の生活にも打撃になる」(金所長)ため、北朝鮮がさらに不安定化しかねないことを指しているもようだ。