情報筋は「言葉の壁があるため、あまり人気がない」と伝えている。中国の吉林省延辺朝鮮族自治州の延辺テレビでは、中国のドラマに朝鮮語の字幕を付けて放送しており、この局で放送されたものが録画、コピーされて北朝鮮に多数持ち込まれているものと思われる。しかし地方局のコンテンツは古く、数にも限界がある。
一方で、若者の間で中国の映像コンテンツはかなりの人気を博している。韓流に比べれば入手が簡単で、音楽やダンスを扱った番組は、言葉が違っても楽しめるからだ。
ちなみに、USBメモリーが手に入らなくても、国境地帯に住んでいて、テレビチューナー付きのノートテル(携帯メディアプレーヤー)を持っている人ならば、中国のテレビを視聴できる。