デイリーNKジャパンは先日、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の情報筋を引用し、咸鏡北道(ハムギョンブクト)で特別配給への期待が高まっていると伝えたが、どうやら当局は人民班を通じて意図的に噂を流しているようだ。
しかし、当局が沈静化を狙って流す噂は自業自得になりかねない。特別配給があるという噂によって庶民の期待がふくらむが、何もなかったら当局に対する不満がより高まる。こうした悪循環が起こることから、当局にとっても記念日の動員は負担なのだ。
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