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核兵器開発の歴史を振り返れば、米国をはじめとする列強は自分らの利害関係によって非核諸国の核保有遮断を目的にして核兵器関連国際条約を主導し、それに参加、または不参した。

長々数十年も持続してきた米国の極悪非道な核戦争脅威に対処して、アジアの核強国に浮上したわれわれが核放棄を前提とする核兵器禁止条約交渉のための国連大会に参加しないのはあまりにも当然である。

世界制覇野望の実現のために人類の頭上に核惨禍を浴びせることもためらわなかったし、核軍縮のための国際条約を翻弄し、むしろ自国の手先らの核兵器開発を黙認、助長、庇(ひ)護している核兵器拡散の元凶がまさに米国である。