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北朝鮮の度重なる核実験に対して、国連安全保障理事会は対北朝鮮制裁決議を繰り返し採択しているが、これにより北朝鮮貿易の対中依存度がより高まった形だ。また、この数字には密輸などの非公式貿易の統計は含まれておらず、中朝間の貿易規模はさらに大きいものと思われる。

中朝間の貿易が維持されている限りは、制裁の効果は限られたものになるとの見方から、北朝鮮企業との貿易を行う第3国の企業――主に中国企業を制裁の対象とする「セカンダリーボイコット」(第三者制裁)実施への圧力が高まるものと見られる。

米中首脳会談(6、7日)では、トランプ大統領がセカンダリーボイコット議題として持ち出し、中国にプレッシャーを掛けるだろうとの見方が多い。