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両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によると、三水(サムス)郡では、「非社会主義グループ」(取り締まり班)が家々を訪ね、若者がいれば「なぜ職場手続きを行っていないのか、なぜ職場に出勤しないのか」などと問い詰めているという。

しかし、職場にまじめに出勤などしていたら、餓え死にしかねない。

1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」のときに配給システムは崩壊しており、職場に出勤しても食料はもらえず、月給はせいぜい5000北朝鮮ウォン(約65円)。コメ1キロ分にしかならない。4人家族が1ヶ月暮らすには、50万北朝鮮ウォン(約6500円)が必要と言われているが、一家の大黒柱が職場にマジメに出勤などしていたら、家族が餓死してしまうのだ。