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保衛省と言えば、トップの金元弘(キム・ウォノン)氏が正恩氏の寵愛を受け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった。その権力を笠に着て、保衛員は利益の追求に走るなどやりたい放題だった。

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ところが、金元弘氏が解任され、局長クラスの幹部6人が処刑されたことで、保衛省の地位は大幅に低下した。そこに加えて先述した正恩氏の指示もあり、保衛員の態度がおとなしくなったというわけだ。