それでも、「荷車は儲かる」という話を聞きつけた人が、次から次へと荷車ビジネスに参入している。この影響で、当局は荷車専用の運送事業所を別途開設したほどだ。運送事業所はワイロ欲しさに運送証を乱発し、さらには偽物の運送証まで出回る有様で、このままでは供給過剰に陥る可能性も出ている。

ちなみに種銭を持たない大学生は、レンタ荷車を使用してバイトをしている。荷車を持っている人から、運送証とナンバーごと借りて、夜に荷物運びの仕事を行う。所有者には儲けの一部をレンタル料として払う。こうすることで、荷車の稼働率が上がるというわけだ。

荷車の増加は、保安員(警察官)にとっても「いい話」だ。交通違反だといちゃもんをつけて、罰金をむしり取るチャンスが増えるからだ。

    関連記事