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北朝鮮の金正恩党委員長は、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)戦略軍の火星砲兵部隊の弾道ロケット(ミサイル)発射訓練を現地で指導した。訓練は、前日(6日)に北朝鮮北西部の平安北道(ピョンアンブクト)東倉里(トンチャンリ)一帯から弾道ミサイル4発を発射したことを指すとみられる。

弾道ミサイル発射訓練を現地指導した金正恩氏(2017年3月7日付労働新聞より)
弾道ミサイル発射訓練を現地指導した金正恩氏(2017年3月7日付労働新聞より)

同通信によると、訓練に参加した各火星砲兵部隊は、「有事の際、在日米帝侵略軍基地を打撃する任務を受け持っている」という。

金正恩氏は、訓練開始を命令し、弾道ミサイルの飛行雲を眺めながら、「われわれの弾道ロケットがどんなに高度に精密なのか同時に発射された4発の弾道ロケットがまるで航空サーカス飛行隊が編隊飛行をするかのように同じ姿勢で飛んでいく」と述べたという。

弾道ミサイル発射訓練を現地指導した金正恩氏(2017年3月7日付労働新聞より)
弾道ミサイル発射訓練を現地指導した金正恩氏(2017年3月7日付労働新聞より)

また、「朝鮮式の威力ある弾道ロケットとチュチェの火力打撃戦法で武装した朝鮮人民軍戦略軍のような最精鋭戦略武力を持っているのは朝鮮労働党と国家、軍隊と人民の大きな誇りだ」と語った。

さらに、「朝鮮人民軍戦略軍の火星砲兵たちが敵との決戦で朝鮮労働党の頼もしい核武装力としての聖なる使命と任務を立派に遂行する」との期待と確信を表明したという。

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現地指導には、李炳哲(リ・ビョンチョル)、金正植(キム・ジョンシク)の両氏をはじめ朝鮮労働党中央委員会の責任幹部と核兵器、ロケットの研究部門の科学者などが同行した。