20代の北朝鮮青年が脱北に成功し、ラオスにある韓国大使館に到着したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
脱北者の救出活動を行っている韓国のキリスト教団体「トゥリハナ」は、27歳の北朝鮮男性の身柄を、ラオスにある韓国大使館に引き渡したと発表した。
トゥリハナ代表のチョン・ギウォン牧師によると、この男性は平壌出身で、朝鮮労働党の幹部の息子だという。母親は10数年前に脱北し、現在は韓国に在住している。男性は、母親から送金された金を元手に、中国製品を輸入、販売する商売を営んでいた。