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情報筋によると、資金は平壌市内で建設中のタワーマンション団地、黎明(リョミョン)通りや、元山(ウォンサン)市内で建設中の海底ホテルに回されてしまった。また、中国が送った2千万元(約3億3000万円)の資金も、黎明通りで使う掘削機、鉄筋、セメントなどの購入に使われた。

海底ホテルは元山観光特区建設の一環として、金正恩党委員長が2014年8月に建設を指示したものだが、2000万ドル(約22億7000万円)の建設費が確保できず、基礎工事を終えた段階でストップしていた。

昨年11月、金正恩氏は建設の再開を指示し、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)工兵局第1旅団の人員が工事にあたっているが、これは援助資金や物資の流用で可能になったのだという。