北朝鮮の米軍犯罪真相究明全民族特別調査委員会の北側本部代弁人(スポークスマン)は9日、1967年2月9日に発効された「行政協定(在韓米軍地位協定)は直ちに廃棄されるべき」と主張する談話を発表。同日、朝鮮中央通信が報じた。

スポークスマンは、「この屈辱的な『行政協定』が作り上げられて発効することによって、米帝侵略軍は南朝鮮で無制限な特権を享受しながら全能の支配者に君臨し、人民に耐えがたい不幸と苦痛、災難と恥辱を強要した」と指摘した。

また、「南朝鮮人民のすべての不幸と苦痛の禍根である米国こそ、南朝鮮を米帝侵略軍だけでなく、多国籍軍が主人がましく振る舞う世界最大の核戦争火薬庫、国際的犯罪の乱舞場に作ろうとする侵略と犯罪の元凶、わが民族の不倶戴天の敵である」と強調した。

さらに、「南朝鮮に対する米国の支配と占領が続き、民族の尊厳と利益、生存と安全はものともせず、ひたすら外部勢力にへつらって寄生する親米・売国一味が存在する限り、南朝鮮人民が経るこんにちの不幸と苦痛はよりいっそう大きくなるであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

米軍犯罪真相究明全民族特別調査委の北側本部代弁人 南朝鮮・米国「行政協定」は直ちに廃棄されるべきだ

【平壌2月9日発朝鮮中央通信】米軍犯罪真相究明全民族特別調査委員会の北側本部スポークスマンは、南朝鮮の「維新」独裁者であった朴正煕逆徒が米国と締結した南朝鮮・米国「行政協定」が発効した時から50年になったことに関連して9日、談話を発表した。

スポークスマンは、朴正煕軍事ファッショ一味が1967年2月9日、南朝鮮人民の一様な反対・排撃にもかかわらず、1966年7月に米国と締結した南朝鮮・米国「行政協定」を正式発効させる極悪な親米・売国行為を強行したと糾弾した。

南朝鮮・米国「行政協定」は、史上その類例がない前代未聞の売国協定、白昼強盗さながらで隷属的な現代版奴隷文書だと明らかにした。

この屈辱的な「行政協定」が作り上げられて発効することによって、米帝侵略軍は南朝鮮で無制限な特権を享受しながら全能の支配者に君臨し、人民に耐えがたい不幸と苦痛、災難と恥辱を強要したと言及した。

にもかかわらず、かいらい逆賊一味は米帝侵略軍の南朝鮮永久占領を哀願しながら莫大な血税を供し、侵略的な「THAAD」の年内配置を強行しようと狂いたっていると糾弾した。

さらに憤激を禁じ得ないのは、最近、米国が白昼強盗さながらの南朝鮮・米国「行政協定」にも満足せず、かいらいに「国連軍司令部」所属の9カ国と「多者間駐屯軍地位協定」を締結するよう強迫しているという事実であると指摘した。

スポークスマンは、南朝鮮・米国「行政協定」のコピー版である「多者間駐屯軍地位協定」が締結される場合、南朝鮮の人民は米帝侵略軍は言うまでもなく、多国籍軍の血塗られた軍靴にさらに苦しむことになり、南朝鮮が世界的な犯罪と略奪の巣窟に転落することになるのは火を見るより明らかだとし、次のように強調した。

南朝鮮人民のすべての不幸と苦痛の禍根である米国こそ、南朝鮮を米帝侵略軍だけでなく、多国籍軍が主人がましく振る舞う世界最大の核戦争火薬庫、国際的犯罪の乱舞場に作ろうとする侵略と犯罪の元凶、わが民族の不倶戴天の敵である。

南朝鮮に対する米国の支配と占領が続き、民族の尊厳と利益、生存と安全はものともせず、ひたすら外部勢力にへつらって寄生する親米・売国一味が存在する限り、南朝鮮人民が経るこんにちの不幸と苦痛はよりいっそう大きくなるであろう。

南朝鮮の各階層の人民は、「行政協定」をはじめとするあらゆる不平等な協定と条約を直ちに廃棄し、米帝侵略軍を南朝鮮から追い出し、親米・売国逆賊の群れを埋葬するための闘争に果敢に立ち上がるべきであろう。

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