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国家情報院の要員は、IT技術者の監視役だった北朝鮮国家保衛省(秘密警察)の要員に接触し、説得を始めた。中国で違法なビジネスに手を染めるよりも、韓国に行って、彼らの能力を発揮させたほうが、よっぽどカネになると口説いたのだ。

IT技術者と保衛省の要員、支配人は先月11日、レンタカーに乗って長春の寮を出た。瀋陽を経て、第3国に向かう予定だった。ところが、彼らが行方をくらましたことは、すぐに中国公安当局の知るところとなった。そして、13日午後6時頃、長春市内で逮捕されてしまった。

これについて情報筋は、技術者たちがいなくなったのを見て逆上した中国マフィアが、中国の情報機関、国家安全省に通報したことが、スピード逮捕に繋がったと説明する。安全省は、公安当局に緊急配備を命じ、わずか2日で全員を逮捕した。