1月13日、韓国MBC放送の北朝鮮担当、キム・セジン記者は、中国吉林省の長春のIT企業に派遣されていた北朝鮮のIT技術者が集団脱北したと伝えた。しかしそのわずか10日後、同じキム記者が、彼ら全員が中国公安当局に逮捕され、集団脱北は失敗に終わったと報じた。
美女たちの脱北も
MBCは、脱北を主導したのが、IT技術者の監視役を勤めていた北朝鮮の保衛省(秘密警察)の要員と企業の支配人だったと報じると同時に、「彼らの脱北を助けていた韓国の情報当局も、何もできずに現場から撤収した」と韓国の諜報機関、国家情報院が、今回の集団脱北未遂に関与していたとしている。