北朝鮮の民法は59条で、公民は住宅、家庭生活に必要な様々な家庭用品、文化用品、その他生活用品と乗用車などの機材を所有できると定めている。しかし、実際は個人の自動車の所有は認められていない。つまり、法的根拠のない慣習が私有財産を制限しているのだ。
そのため個人で買った車であっても、所有者が所属している機関や企業所などの名義で登録しなければならない。機関の責任者と条件について合意した後、保安署(警察署)の交通運輸課がその機関に関連付けられたナンバーを交付する。
3年間で倍増
もちろん、様々な事務処理に多額のワイロが必要になる。