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北朝鮮の既婚女性の避妊実行率は都市部で68%、郡部でも53%まで上昇した。その結果、1975年から80年までの5年間の出生率は19人にまで下落した。

このような人口抑制策は、経済が発展するという前提で進められたものだが、80年代以降に経済の衰退が始まり、「苦難の行軍」も加わって、出生率の下落が止まらなくなってしまった。2000年には20.43人だった人口1千人あたりの出生数が、2008年には14.61人まで下落し、それ以降は横ばいとなっている。

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