HOME > 北朝鮮 > ビジネス > 中国に派遣された北朝鮮労働者の賃金が上昇傾向…中国側のメリット薄れる 2017年01月23日 | 中朝 丹東 派遣労働 賃金の上昇は、北朝鮮が中国に派遣した労働者たちだけでなく、中国全体で起きている現象だ。香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストによると、北京と上海の昨年第3四半期のホワイトカラーの平均月給は、1万元(約16万5000円)に迫る勢いだ。 一方で、丹東のブルーカラーの平均月給は非常に低く、2843元(約4万7000円)に過ぎない。北朝鮮労働者は、平均を下回る賃金で働くことが前提になっているのだが、このようなシステムがいつまで続くかは不透明だ。 123