国連安保理で採択された対北朝鮮制裁により、北朝鮮が外貨不足に陥っていることが伝えられている。外貨稼ぎのドル箱だった石炭は、輸出量に上限を設けられてしまった。

そこで、北朝鮮当局が目をつけたのは、石炭以外の地下資源だ。中でも、2000トンと世界9位の埋蔵量(韓国鉱物資源公社の2009年の調査による)を誇る金(ゴールド)に対して、金正恩党委員長が熱い期待をかけていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。

北朝鮮当局は、平安南道(ピョンアンナムド)成川(ソンチョン)郡にある大鳳(テボン)鉱山に対して、集中的に投資を行っている。この鉱山では、亜鉛を中心に、高品位の重石、石英、タングステンを採掘しているが、金の採掘も行っている。