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北朝鮮では、太陽節(故金日成主席の生誕記念日)、光明星節(故金正日総書記の生誕記念日)に、原則として大多数の国民に対して特別配給が行われる。1月8日の金正恩党委員長の生誕記念日に際しては、都市の住民には特別配給が行われたが、農村は対象から除外され反発の声が上がっている。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

両江道(リャンガンド)の情報筋によると、最大都市である恵山(へサン)市の住民に対しては、ハタハタ5キロ、酒、サラダ油、石鹸、歯ブラシ、UVローションなどが、市場価格の20分の1で販売された。

剣山里(コムサンリ)、雲寵里(ウンチョンリ)、盧中里(ロジュンリ)、さらに恵山市に面した普天(ポチョン)郡の樺田里(ファジョンリ)では、託児所や小学校に通う子どもたちにお菓子セットとジャージが配られた。しかし、大人に対しては、ハタハタ2キロ、酒、サラダ油1本だけだった。