北朝鮮の朝鮮中央通信は11日、従軍慰安婦問題をめぐり韓国の京郷新聞が9日、安倍首相を非難する社説を掲載したと報じた。

同通信は、京郷新聞が「釜山にある日本領事館の前に少女像が建てられると、安倍が直接それの撤去を求めているのをはじめ、日本の攻勢が度を過ぎていると非難した」と紹介。

また、「南朝鮮当局が国民と被害者の反対にもかかわらず、性奴隷問題の『合意』後、1年以上も日本のあらゆる侮辱を受けて引きずり回されていると慨嘆した」と強調したという。

さらに、「日本が妄言を吐き続けること自体が、性奴隷問題の『合意』が間違っているという点を実証している。『(韓国)政府』はまず、日本に妄言をやめることを堂々と要求し、日本と再交渉に出ると宣言すべきである」という京郷新聞の主張を引用した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

南朝鮮紙 日本のごう慢さとかいらい当局の屈辱行為を非難

【平壌1月11日発朝鮮中央通信】南朝鮮の「京郷新聞」が9日、「誰が歴史の加害者である安倍が怒鳴るように作ったのか」と題する社説を掲載した。

社説は、釜山にある日本領事館の前に少女像が建てられると、安倍が直接それの撤去を求めているのをはじめ、日本の攻勢が度を過ぎていると非難した。

安倍がメディアに出演して、日本が10億円をすでに出したのだから南朝鮮が誠意を見せなければならない、少女像の撤去は当然のことだのと言ったあげく、南朝鮮「政権」が改まっても、「合意」が実行されなければならないと妄言を吐いたことについて明らかにした。

南朝鮮当局が国民と被害者の反対にもかかわらず、性奴隷問題の「合意」後、1年以上も日本のあらゆる侮辱を受けて引きずり回されていると慨嘆した。

釜山少女像の設置を巡って安倍が詐欺に引っかかったようだという横暴非道な言葉まで吐いても、南朝鮮当局がせいぜいすることは発言自制の要請、安倍の慰労の手紙の要請、日本大使との面談などであったと指摘した。

このため、朴槿恵「政府」が重ねて否認しても、日本のお金を受け取る代わりに少女像の撤去に同意したという疑いを消すことはできないとし、社説は次のように続けた。

「政府」は安倍がこのように怒鳴ることができるように交渉した者が誰なのか、交渉がなぜこのように間違ったのか真相を調査して責任者を明かし、問責すべきである。

歴史問題で「韓国」が守勢に追い込まれて弁解をし、加害者である日本が攻勢に出る言うに言われぬ逆転劇をこれ以上座視することはできない。

日本が妄言を吐き続けること自体が、性奴隷問題の「合意」が間違っているという点を実証している。

「政府」はまず、日本に妄言をやめることを堂々と要求し、日本と再交渉に出ると宣言すべきである。

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