文化日報のインタビューでは、金正恩氏の独裁者としての心理状態にまで踏み込んで分析。正恩氏の実兄である正哲(ジョンチョル)氏がエリック・クラプトンのロンドン公演を見る際に付き添うほど金一族に近い立場にいた人物の発言だけに注目に値する。
テ氏は、金正恩氏が頻繁に北朝鮮軍関連の視察を行うことに対して次のように分析した。
「不安な独裁者であればあるほど『マンセー(万歳)』の声を聞きたい。 軍部隊によく行くということは、金正恩氏が軍に対して安心できないという証拠だ」
「『軍隊は掌握しているぞ、反抗することなど夢にも考えるな』という心理的圧迫を加えるという意味合いもあるようだ」