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ただその生活の中で、子どもたちが日本アニメのファンになるなど資本主義の文化に馴染んでしまい、帰国したら生死かかわるたいへんな問題に直面しかねないというリスクを感じていたようだ。

(参考記事:亡命した北朝鮮外交官、「ドラゴンボール」ファンの次男を待っていた「地獄」

今後も、同様の事例は続くだろう。ただ、脱北者が全体として増えるかといえば、その点は微妙だ。

北朝鮮当局はこれまで、中国との国境を流れる豆満江の川辺にあった村落が脱北の温床になっていると見て移転を試みていたが、うまく行かなかった。