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それだけではない。中央からは一切に費用や資材は提供されず、1世帯あたり2万北朝鮮ウォンの工事費用、シャベル、爆薬などの工具から、動員された人々の食事に至るまで、すべてを各企業所、機関、あるいは個々人で負担しなければならない。

実に無駄な作業だが、この狙いは戦争危機を喧伝し緊張感を煽りながら内部結束を高めることにある。しかし、今の北朝鮮では庶民も海外から情報を得る人々が多いため、以前のような効果はない。

人々は「最先端の武器が次々に登場しているというのに、防空壕を拡張して何になる」と、中央の指示を鼻で笑っているという。