北朝鮮で24日、金正恩党委員長の指導の下、第1回全党初級党委員長大会の第2日会議が行われた。25日、朝鮮中央通信が報じた。

第1回全党初級党委員長大会の第2日会議(2016年12月25日付労働新聞より)
第1回全党初級党委員長大会の第2日会議(2016年12月25日付労働新聞より)

同通信によると、大会では「各級単位の初級党委員長が自分の単位の党活動において収めた貴い成果と経験、教訓について討論を続けた」という。

さらに、「一部の単位で初級党の活動が党の意図と革命発展の要求に追いつけずにいる偏向と欠点が深く分析され、相互批判が辛らつに行われ、欠陥から教訓を汲み取って徹底的に克服するための方途が討議された」と伝えた。

誇張した成果のみを伝えることが多い北朝鮮国営メディアの記事としては、極めて異例の内容となっている。

また、「幹部からが党の路線と政策でしっかり武装するための活動を先行させず、党の決定を形式的に執行している欠陥が批判された。相互批判では、党の路線と方針の貫徹のための闘いに決死の覚悟で取り掛かれなかったことについて指摘され、単位の特性に合わせて幹部と党員に対する党生活の手配と指導を綿密に行えなかった問題が提起された」と伝えた。

そのうえで、「批判討論と相互批判を通じて、全党の初級党組織を組織力と執行力の強い戦闘単位に打ち固め、初級党委員長の思想観点と活動気風、仕事ぶりに革命的転換をもたらすための対策が言及された」と報じた。

今回の大会を伝える記事からは、朝鮮労働党が党活動において深刻な問題を抱えていることがうかがえる。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

第1回全党初級党委員長大会の第2日会議

【平壌12月25日発朝鮮中央通信】第1回全党初級党委員長大会の第2日会議が24日、行われた。

朝鮮労働党の金正恩委員長の指導の下で会議は続いた。

大会では、各級単位の初級党委員長が自分の単位の党活動において収めた貴い成果と経験、教訓について討論を続けた。

各討論者は、党の基層組織である初級党を領袖決死擁護、党政策決死貫徹の揺るぎない信念と不屈の攻撃精神で満装弾された強力な戦闘隊伍、党中央委員会の庭につながっている革命の前哨拠点に固めていくうえで収められた成果と経験を分析、総括した。

また、初級党組織が金日成主席と金正日総書記の遺訓貫徹を党活動の基本にとらえ、社会主義強国の建設において党員の先鋒的役割を高めて新しい朝鮮速度、マンリマ(万里馬)速度創造のための英雄的闘争へ大衆を呼び起こしたことについて述べた。

各討論者は、透徹した革命的領袖観を身につけて自分の単位の初級党組織を領袖決死擁護、党政策決死貫徹の精神が溢れる衷情の戦闘隊伍にうち固めてきたことについて言及した。

人民軍の指揮官のように野戦型の活動家になって現場指導、現場政治活動を火線式に迫力あるものに行いながら、実践的模範で生産者大衆を導いて総攻撃戦において新しい奇跡を生み出し、偉勲を立てたことについて述べた。

討論を通じて参加者は、幹部の率先垂範が数百の言葉よりも力強い政治活動であり、党活動を現場政治活動、人々の心との活動に方向転換させていくべきだとした金日成主席と金正日総書記、最高指導者金正恩元帥の教えの真意を再び心に深く刻み付けた。

大会では、現時期、一部の単位で初級党の活動が党の意図と革命発展の要求に追いつけずにいる偏向と欠点が深く分析され、相互批判が辛らつに行われ、欠陥から教訓を汲み取って徹底的に克服するための方途が討議された。

幹部からが党の路線と政策でしっかり武装するための活動を先行させず、党の決定を形式的に執行している欠陥が批判された。

相互批判では、党の路線と方針の貫徹のための闘いに決死の覚悟で取り掛かれなかったことについて指摘され、単位の特性に合わせて幹部と党員に対する党生活の手配と指導を綿密に行えなかった問題が提起された。

批判討論と相互批判を通じて、全党の初級党組織を組織力と執行力の強い戦闘単位に打ち固め、初級党委員長の思想観点と活動気風、仕事ぶりに革命的転換をもたらすための対策が言及された。

各討論者は、初級党組織を党政策貫徹の直接的な組織者、宣伝者、執行者としての責任と役割を全うして受け持った単位を領袖決死擁護、党政策決死貫徹の前哨拠点にさらに打ち固めていく決意を披れきした。

大会は、続く。

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