情報筋によると、金正恩氏は軍部隊を視察した後、そそくさと移動し1045軍部隊に所属する「女性中隊」の音楽公演を鑑賞したという。注目すべきは、女性中隊が平壌の万景台(マンギョンデ)学生少年宮殿や、各地域で選抜された美貌の女性によって構成されているということだ。
メンバーが選りすぐりの美女たちであるならば、彼女らは朝鮮労働党の組織指導部護衛総局、通称「5課」により担当されている可能性がある。5課とは「喜び組」を選抜し、管理する謎のセクションだ。そして日本や韓国で喜び組と言われている女性達は、北朝鮮では「5課処女」といわれる。(※注=朝鮮語で「処女」は、未婚女性や若い女性の総称)
5課処女たちの基本的な役割は、最高指導者である金正恩氏や指導層に仕えることだ。役割も様々な専門分野に別れており、特別な夜の奉仕を専門とする「木蘭組」という集団も存在するという。
(参考記事:北朝鮮の「喜び組」に新証言…韓国テレビ「最高指導層の夜の奉仕は木蘭組」)実は、この女性中隊は金正日総書記のお気に入りだったという。