北朝鮮の金正恩党委員長は吉永祚(キル・ヨンジョ)英雄追撃機連隊戦闘飛行士らの夜襲戦闘飛行訓練を指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が21日、報じた。

夜襲戦闘飛行訓練を指導した金正恩氏(2016年12月21日付労働新聞より)
夜襲戦闘飛行訓練を指導した金正恩氏(2016年12月21日付労働新聞より)

同通信によると、金正恩氏は訓練を見ながら「命中だ、夜間ではなく白昼に行う訓練を見ているようだ、本当に痛快だ」と豪快に笑いながら拍手をし、「不屈の祖国防衛精神、肉弾自爆精神を身に付けた空の決死隊があるので祖国の空はいつも晴れて青いだろう」と力を入れて語ったという。

また「肝っ玉の太い心臓がなくてはとうてい遂行することのできない夜襲戦闘飛行訓練で発揮した戦闘飛行士たちの不屈の精神は千金を与えても買えない貴い精神的富だ、このように立派な飛行士たちを持っているのはわが党と祖国、人民の大きな誇りだ」と述べた。

夜襲戦闘飛行訓練を指導した金正恩氏(2016年12月21日付労働新聞より)
夜襲戦闘飛行訓練を指導した金正恩氏(2016年12月21日付労働新聞より)

訓練には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、李明秀(リ・ミョンス)、李永吉(リ・ヨンギル)、李炳哲(リ・ビョンチョル)の各氏が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次とおり。

金正恩元帥が吉永祚英雄追撃機連隊戦闘飛行士らの夜襲戦闘飛行訓練を指導

【平壌12月21日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である党・国家・軍隊の最高指導者金正恩元帥が、吉永祚英雄追撃機連隊戦闘飛行士らの夜襲戦闘飛行訓練を指導した。

元帥は、停留場へ出向いて追撃機の出撃準備状態を調べた。

金正恩元帥は、監視所に上がって夜襲戦闘飛行訓練進行略図を見ながら、朝鮮人民軍航空・対空軍司令官から決心報告を聴取し、訓練を始めることを指示した。

元帥は、暗闇の中でも追撃機が正確に飛んでいるのかを手に取るように見られる、戦闘飛行士たちが飛行体制を立派に維持する、飛行指揮の科学化、現代化を高い水準で実現した、と述べてとても喜んだ。

ついに、追撃機が順次的に目標上空に到達した。

元帥は、目標をピンポイント打撃する壮快な光景が表示されるディスプレーを見ながら、命中だ、夜間ではなく白昼に行う訓練を見ているようだ、本当に痛快だ、と豪快に笑って大きく拍手をした。

戦闘飛行士たちの訓練を見るたびにいつも強調しているが、祖国の領空防衛は天気と時間を見ながらするのではなく、現代戦は最も極悪な条件の下で行われるだけに、今日のような訓練を引き続き行って戦闘飛行士たちをいかなる不利な状況の下でも課された空中戦闘任務を立派に遂行する有能な戦闘飛行士、万能飛行士にしっかり準備させなければならない、と強調した。

難しい夜襲戦闘飛行訓練を不意に行ったが、頼もしい朝鮮労働党の空の哨兵はいつでも命令が下されれば出撃できるように準備されているということを誇示した、不屈の祖国防衛精神、肉弾自爆精神を身に付けた空の決死隊があるので祖国の空はいつも晴れて青いだろう、と力を入れて語った。

元帥は、訓練を成功裏に行った戦闘飛行士らに会って彼らと共に記念写真を撮った。

元帥は感激の余り涙を流す戦闘飛行士らの手を温かく握って、肝っ玉の太い心臓がなくてはとうてい遂行することのできない夜襲戦闘飛行訓練で発揮した戦闘飛行士たちの不屈の精神は千金を与えても買えない貴い精神的富だ、このように立派な飛行士たちを持っているのはわが党と祖国、人民の大きな誇りだ、と述べて、部隊のすべての飛行士と軍人、軍人家族に自身のあいさつを伝えてくれと語った。

元帥は、吉永祚英雄追撃機連隊に朝鮮人民軍最高司令官の感謝を贈り、代を継いで末永く伝えるべき恩恵を施した。

朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(朝鮮人民軍次帥)、李明秀総参謀長(同次帥)、李永吉総参謀部第1副総参謀長兼作戦総局長(陸軍上将)、朝鮮労働党中央李永吉総参謀部第1副総参謀長兼作戦総局長(陸軍上将)、朝鮮労働党中央委員会の李炳哲第1副部長が同行した。

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