各貿易会社は、ハタハタを中国に輸出したものの、案の定売れずに、大量の在庫を抱えて困り果てている。
中国の国境都市に住む情報筋は、次のように語った。
「こんなに売れないんだったら、中国に輸出するよりも、金正恩氏が約束したとおり、北朝鮮の人々に配給したほうが、よっぽど(体制宣伝の)効果がある」
このアドバイスが届いたのか否かは定かではないが、北朝鮮はハタハタを国内に向けて出荷するようになった。今回の配給もその一環と思われる。ところが、「将軍様(金正恩氏)がくださった下痢」と兵士たちが皮肉る状況となってしまったのだ。
(関連記事:北朝鮮の貿易会社「ハタハタ」の大量売れ残りに頭を抱える)問題はハタハタだけではない。
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