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庶民の使う低灌木は1立米30元、中間層の使う普通の木の枝は75元で売られている。一方、幹部やトンジュ(金主、新興富裕層)の間で人気が高いのは、丸太を割って作った薪だ。こちらは取り締まりの対象となるため、裏で取引されており、1立米あたり100元もする。

雑灌木すら買えない貧困層は、落ち葉をかき集めて煮炊きに使っているが、燃焼時間が短いため、暖房には使えない。ちなみに、一般家庭で春までに使う薪の量は2.5立米だ。

薪が好まれる風潮は、他の地域にも広がりつつある。

薪が好まれる理由

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、幹部やトンジュの間では、褐炭や練炭ではなく丸太を割った薪の人気が高まりつつある。