北朝鮮では、今年9月頃から一般人の鉄道利用が禁止されている。冬季のエネルギー不足などにより、輸送力が著しく低下したので、鉄道当局は公的な業務のある人にのみ乗車を認めているのだ。

代替交通手段となるのはバスだ。北朝鮮には全国各地を結ぶ高速バスの路線網が張り巡らされており、運賃さえ払えばどこにでも行くことができる。しかし、乗客の急増に対応できなくなった。そこで、脚光を浴びているのが「木炭車」。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

面倒だが安価

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、車体は北朝鮮製の「勝利58」か、中国製の「解放」だ。ちなみに、中国で木炭車が使われていたのは60年代までなので、かなり年季の入った車体だ。