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北朝鮮が、鉄道事情の逼迫に伴い、一般住民の鉄道利用を禁止したことが明らかになった。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

両江道(リャンガンド)の情報筋によると、内閣の鉄道省は「朝鮮農業勤労者同盟第8回大会の参加者の輸送のために、一般の乗客の取り扱いを一時的に中断する」との指示を下した。これは、輸送力の著しい不足によるものだ。

平壌と恵山(ヘサン)を結ぶ「1列車」は毎日運行されることになっているが、冬の渇水で水力発電所が稼働できず、電力事情が悪化しているため、実際は1週間に1回しか運行されていない。また、停電の影響で10日かかることもある。