RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)在住の情報筋によれば、「当局は軍事施設のカモフラージュに使うためだと言っている。壁に銀紙を貼り付けると、人工衛星からの撮影ができなくなるらしい」とのことだ。
では、こちらにはどんな意味があるのか。軍事関係に詳しい人から、次のような説明を受けた。
「偵察衛星の撮影機器には、光学式カメラのほか、合成開口レーダーというものがあります。マイクロ波を大量かつ長時間、対象物に照射し、反射された信号を高性能コンピュータで解析して物体の形状を描き出すもので、天候などに影響されません。