北朝鮮の労働新聞は1日、韓国の「国家保安法」に対して「時代錯誤のファッショ的悪法は撤廃されるべきだ」と主張する署名入りの論説を掲載。同日、朝鮮中央通信が報じた。
論説は、「1948年12月1日、日帝時代の『治安維持法』を模倣してつくり上げられた『保安法』はその後、自主、民主、統一への南朝鮮人民の志向が高まり、かいらい支配層の執権危機が深化されるたびに、ファッショ的独裁体制の維持、強化のための道具に絶えず改悪されてきた」と指摘。
また、「時代錯誤の『保安法』をそのまま置いては、南朝鮮の人民がいつになっても民主主義と人権を享受することができず、北南関係も改善されない」と主張した。