「国際主義戦士」とは、冷戦時代には旧社会主義圏や非同盟諸国で広く使われた言葉だ。例えば北朝鮮では、アルゼンチンで生まれながらキューバ革命に参加し、ボリビアで戦ったチェ・ゲバラ氏をこのように呼んでいる。
しかし今、金正恩体制が海外に送り出している労働者たちに、そのような栄誉が与えられているようには見えない。完全に金儲けの道具であり、凄惨な虐待まで受けている。
(参考記事:アキレス腱切断、掘削機で足を潰す…北朝鮮労働者に加えられる残虐行為)だから正恩氏もまた、「国際主義戦士」を名乗る資格などない。