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それが今後、どのような動きにつながるかは未知数だ。だが、日韓に対する「安保タダ乗り」論を展開している人物が、軍事演習を自国の負担で拡大したり、現地の戦力を増強したりするというのも考えにくい。この点でも、トランプ氏は正恩氏の目に、利害調整の可能な人物として映っているのかもしれない。

3つ目の経済制裁は、先に人権問題や軍事問題の整理がつかなければどうにもならない問題である。

このように見ると、トランプ氏が大統領選で勝って以降の北朝鮮は、近年では珍しく対話に前向きな姿勢を示していると見ることもできる。