韓国の情報機関・国家情報院(以下、国情院)は10月19日、国会情報委員会の国政監査において、金正恩党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)氏が体制内で権力をふるいながらも、その動静がしばらく途絶えていることから、病気治療中であったり妊娠したりした可能性がある、との分析を示した。

「大阪がルーツ」の兄妹

確かに、与正氏の動静を巡っては、労働新聞が6月29日付で最高人民会議13期4次会議に参加した際の写真を公開して以降、北朝鮮メディアで名前が言及されることもなくなっていた。それ以前には、正恩氏の現地指導に頻繁に同行している様子が報じられていたことを考えると、国情院が「異変」を感じたのも不思議ではなかった。