北朝鮮の労働新聞は15日、米国家安全保障局(NSA)長官が訪韓し、韓国国防省や外交省の関係者と密談したことを非難する署名入りの論評を掲載。同日、朝鮮中央通信が報じた。

複数の韓国メディアによると、NSAのマイケル・ロジャーズ長官が非公式に訪韓し、国防部、国家情報院の関係者に会ったという。ロジャーズ氏は、米サイバー軍(US Cyber Command)の司令官も兼任している。

論評は、米韓の動きに対して「これは事実上、崩壊の危機に瀕した親米『政権』を救って植民地支配体制を維持しようとする上司の現地訪問である」と指摘。

また、「ありもしない『北のサイバー脅威』説を世論化し、情勢を緊張させて民心の耳目をよそにそらし、南朝鮮の保守『政権』を維持、延長するための上司と手先の妄動はきわめてぶざまな一つの演劇を彷彿させる」と非難した。

そのうえで「売国反逆の群れに対する全同胞の憎悪と憤怒はいっそうこみ上げ、歴史の裁きはより無慈悲になるであろう」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 NSA長官の南朝鮮訪問目的を暴露

【平壌11月15日発朝鮮中央通信】先日、米国家安全保障局(NSA)長官兼米軍サイバー司令官が南朝鮮を非公開訪問してかいらい国防部、外交部の連中と密談を行った。

上司と手先らがいわゆる「北のサイバー脅威」に対応する「協力方案」などを論議したとするが、寝耳の水ということわざ同様のそのようなほらをまともに信じる人はいない。

15日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これは事実上、崩壊の危機に瀕した親米「政権」を救って植民地支配体制を維持しようとする上司の現地訪問であると暴いた。

論評は、ありもしない「北のサイバー脅威」説を世論化し、情勢を緊張させて民心の耳目をよそにそらし、南朝鮮の保守「政権」を維持、延長するための上司と手先の妄動はきわめてぶざまな一つの演劇を彷彿(ほうふつ)させるとし、次のように指摘した。

ミミズの肋骨(ろっこつ)のように脆弱な手先を生かすためにやっきになっている米国もそうだが、火柱にも抱きつきたいということわざ同様、上司にすがりついて生きる道を開いてみようとヒステリックに狂奔するかいらいの境遇もとても哀れなものである。

明白に言っておくが、朴槿恵一味にはいかなる活路もない。

かいらいが米国を後ろ盾にして汚らわしい命脈を維持する妄想をしながら同族対決に狂奔するほど、売国反逆の群れに対する全同胞の憎悪と憤怒はいっそうこみ上げ、歴史の裁きはより無慈悲になるであろう。

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