また、THAAD配置の狙いが「中国とロシアを軍事的に制圧するためのものとして、アジア太平洋地域に新たな冷戦を呼びつける危険極まりない軍事的動きである」と主張した。
そのうえで、「中国とロシアは、『THAAD』が地域の戦略的バランスと自国の戦略的安全利益を深刻にき損すると見なして、それを中断させるための全方位的な攻勢に出ている」と述べた。
朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。
きりのないヤンキー「紳士」の貪欲 朝鮮中央通信社論評
【平壌11月11日発朝鮮中央通信】米国が、南朝鮮の現政治危機の中でも「THAAD」配備に拍車をかけている。
「崔順実事件」で朴槿恵が辞任危機に瀕するなど事態が収拾できずに大きくなっている中、米国務省と国防総省の高官が出て南朝鮮への「THAAD」配備計画を次々と列挙している。