北朝鮮の金正恩党委員長は、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)第1344軍部隊管下の区分隊を視察した。日時は不明。朝鮮中央通信が9日、報じた。

朝鮮人民軍1344軍部隊管下の区分隊を視察した金正恩氏(2016年11月9日付労働新聞より)
朝鮮人民軍1344軍部隊管下の区分隊を視察した金正恩氏(2016年11月9日付労働新聞より)

金正恩氏は「(区分隊が)実戦のような複雑な戦闘の状況と条件をつくって訓練を度合い強く行い、軍人をいかなる難しい戦闘任務も巧みに遂行できるように準備させている」と満足したという。

さらに、「高度の臨戦状態で寝ても覚めても戦闘の準備だけを思い、訓練を実質的に行わなければならない」と指摘。

そのうえで、「現代戦の要求と様相、区分隊の戦闘任務遂行の特性に即して訓練の内容と方法を絶え間なく改善するとともに、訓練において主体性、実用性、科学性を徹底的に具現しなければならない」と強調した。

朝鮮人民軍1344軍部隊管下の区分隊と記念撮影を行った金正恩氏(2016年11月9日付労働新聞より)
朝鮮人民軍1344軍部隊管下の区分隊と記念撮影を行った金正恩氏(2016年11月9日付労働新聞より)

金正恩氏は、区分隊に双眼鏡と自動小銃を記念に贈り、記念写真を撮った。

視察には黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、朴正天(パク・チョンチョン)の両氏が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩最高司令官が第1344軍部隊管下区分隊を視察

【平壌11月9日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長である朝鮮人民軍の金正恩最高司令官が、朝鮮人民軍第1344軍部隊管下区分隊を視察した。

金正恩最高司令官は、区分隊の戦闘任務と戦闘動員準備の実態、訓練状況に関する報告を受けた。

最高司令官は、区分隊が朝鮮労働党のチュチェの軍事戦法と戦闘行動方式、戦闘方法を深く研究して、実戦のような複雑な戦闘の状況と条件をつくって訓練を度合い強く行い、軍人をいかなる難しい戦闘任務も巧みに遂行できるように準備させていることに満足の意を表した。

また、指揮官、参謀部のメンバーが戦闘の状況を迅速に分析、判断して有利な戦闘の環境を整えられる能力を養い、戦闘の準備において解決すべき問題をもれなく探し出して徹底的な対策を立てなければならないと述べた。

そして、高度の臨戦状態で寝ても覚めても戦闘の準備だけを思い、訓練を実質的に行わなければならないとし、現代戦の要求と様相、区分隊の戦闘任務遂行の特性に即して訓練の内容と方法を絶え間なく改善するとともに、訓練において主体性、実用性、科学性を徹底的に具現しなければならないと語った。

金正恩最高司令官は、区分隊が受け持っている任務がとても重要であるだけに、戦闘政治訓練と部隊の指揮・管理において全軍の模範にならなければならないとし、訓練を度合い強く行ってすべての軍人を一当百のつわものに準備させる問題、戦闘陣地を鉄壁の要塞に打ち固め、偽装をよくする問題など、戦闘準備の完成において指針となる綱領的な課題を提示した。

金正恩最高司令官は、朝鮮労働党が批准した標準兵営設計通りに新しく築いた区分隊の指揮部と複数の中隊の兵室、教育室、洗面・浴場、食堂などを見て回りながら、軍人の生活を肉親の心情で温かく見守った。

最高司令官は、整然と建てられた兵営を眺めながらより多くの木を植えて兵営と駐屯地域の山を樹林化、園林化、果樹園化すべきであると指示した。

金正恩最高司令官は、区分隊の軍人が党と革命、祖国と人民に対して担った栄誉ある使命を深く刻み付けて経常的な戦闘動員態勢を抜かりなく整えることによって、社会主義祖国を金城鉄壁のごとく守っていくとの期待と確信を表明しつつ、双眼鏡と自動小銃を記念に贈り、彼らと共に記念写真を撮った。

黄炳瑞、朴正天の両氏が同行した。

    関連記事