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中国がこのような措置をとった理由は定かではないが、北朝鮮が難癖をつけて開通が遅れている「新鴨緑江大橋」を早く開通させるように促す意味合いがあるとの見方がある。

中国は22億2000万元(約34億2000万円)の建設費を全額負担し、鴨緑江大橋から下流10キロのところに、新鴨緑江大橋を2014年10月に完成させた。ところが、北朝鮮当局が、接続道路や税関などの整備を全く行っていないため、未だに開通できずにいる。北朝鮮は、中国に対して残りの施設の建設も要求し、中国は難色を示していた。

中朝両国は先日25日と26日、平壌で開かれた国境共同委員会第3回会議で、新鴨緑江大橋の開通について話し合った可能性があると韓国の聯合ニュースが伝えている。