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最近、北朝鮮は(対北制裁などで)劣勢に立たされていたが、今回の事態で、攻勢に転換する条件ができたと言えよう。今のような状況が続けば、わが国の国家安保の主体が完全に瓦解し、安保に非常に致命的な結果をもたらしかねない。

対外的にも、外交分野に大きな打撃がある。韓国政府が他の国との外交交渉をしようにも、このように混乱している政府が果たして何を実行できるか、信頼できるのかと疑問に思うだろう。混乱の継続は国益の甚大な損失だ。

今は、北朝鮮の核と人権問題などにおいて、韓米同盟をさらに強化して解決策を用意すべき時だ。しかし、新たに就任する国務総理(首相)が果たしてうまく導いていけるかは疑問だ。個人的には、安保そっちのけで政争に明け暮れていても良いのかと、政界を一喝できる勢力の存在が必要と考える。

◆ユ・ドンヨル氏(自由民主研究院長)

大統領が不祥事に巻き込まれたことで、外交・安保が表面上は不安定に見える。首脳外交にも限界があるだろう。国務総理や外相に代理させた方がまだましだ。

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